2016年6月27日(月)
肌の透明感ってどこで決まるの?
カテゴリー:美肌づくりのお手伝い
性別や年齢によって変わる肌の明るさ。
実は肌の表面だけで決まるわけではないんです。
表皮、真皮の更に内側、「皮下組織」が肌の明るさや透明感の決め手。
皮下組織はその大部分が皮下脂肪でできています。
脂肪と聞くと、拒絶反応を感じる方もいるかもしれませんが、
皮下脂肪には体温を保ち、外からの衝撃から身を守る役割があります。
また、皮下組織には動脈静脈が通っています。
ここから肌の表面に向かって毛細血管が伸びています。
皮下組織の血管から毛細血管を通り、表皮や真皮の細胞に
栄養や酸素、水分を届け、老廃物や二酸化炭素を運び去ってくれます。
つまり、皮下組織の血管の血行がいいと、水分や栄養が肌の表面に届き、
潤いに満ちたツヤのある肌になるのです。
逆に血行が悪いと、老廃物が表面に留まり、肌のくすみに繋がるということです。
スキンケアは表面だけでなく、身体の内側からも働きかけなければなりません。